こんにちは。
韓国在住日本人、chame(ちゃめ)です。
私は現在、韓国で日本語教師として働いています。
現在も世界中で新型コロナウイルスの流行が止まらず、海外に簡単に行ける状況ではありません。
しかし、世界中には日本語を学びたいと思っている人が多くいます。
最近ではオンラインで日本語を教える会社も増え、日本にいながらも世界中で日本語教師になることは可能です。
しかし、「海外に行きたい!」「現地で働いてみたい!」という思いが強い方がこのブログを見てくれているのではないでしょうか?
私自身もそうでした。
もちろんオンラインには多くのメリットがあります。
しかし、直接現地で生徒と関わり、その人達の文化や生活を体感することは自分にとっても大きな成長となり、意味のあることです。
そんな想いから、私は韓国で日本語教師になりました。
しかし、コロナ禍の今、本当に大変なのはビザの申請です。
ワーキングホリデーのビザも取得しにくくなっていますね。
そこで本記事では実際に私が韓国でE2ビザを取得した経験をもとに、
➁E2ビザ取得のための準備事項
➂韓国入国までのビザ取得の流れ
これらについて書いていこうと思います。
E2ビザってなに?
そもそもE2ビザとは何のビザでしょうか?
E2ビザはいわゆる「会話指導ビザ」のことです。
日本語教師を目指していて、在外同胞(F4)ビザや結婚移民(F6)ビザなどを持っていない人は、この会話指導(E2)ビザが必要となります。
基本的にE2ビザは就業ビザなので韓国の会社や語学院がビザの申請に協力してくれます。
会社や語学院にも外国人を雇う責任があるからです。
そのためE2ビザを取得するためには、まずビザ発行をサポートしてくれる会社や語学院に採用されることがスタートになります。
E2ビザ取得のための準備事項
語学院に採用されたら、ビザ申請に必要な書類を教えてもらえると思います。基本的には以下のような書類が必要になります。
1、公証を受けた学歴証明書類(英文)
2、公証を受けた犯罪経歴証明書
3、健康診断書
4、パスポートのコピー
5、証明写真(パスポートサイズ)
6、講師契約書
7、写真を添付した履歴書
公証(アポスティーユ)を受けるのは時間がかかるため、あらかじめ準備をしておき、通常なら渡韓する1か月前までには準備をしておくのがおすすめです。
しかし、現在のコロナ禍ではもっと時間に余裕をもって準備しても良いかと思います。
公証を受けた学歴証明書類(英文)を取得するためには、講師契約書が必要なのでこれもあらかじめもらっておきましょう。
ビザ申請用の準備書類が整い次第EMSで語学院に送りました。ここまでがE2ビザ取得のための準備事項です。
韓国入国までのビザ取得の流れ
その後、学院が出入国管理局へビザの申請をします。
通常では7~10日で発給されますが、コロナ禍の現在、どれくらいかかるのかわからないのが現状です。
私が申請した2020年3月では最短2週間かかるとのことでした。
私の場合は約2週間で無事申請が通り、ビザ発給認定書が学院に届きました。
E2ビザはこのビザ発給認定書がないと申請できません。
これとパスポートと写真を持って、在住地域管轄の韓国領事館へビザの発給申請をしに行きます。
特にビザ発給認定書に書かれている認定書番号が重要になります。
私が在住地域管轄の韓国領事館へビザの発給申請をしに行ったところ、コロナの影響でまずは2週間の健康観察期間が必要と言われました。
特に何か報告するわけではなく、2週間後に再度領事館へ行き、発熱などがないか確認されそこから申請が進んでいきました。
つまり、何もなくても2週間はビザの申請に時間がかかるということです。(現在は変更があるかもしれません。在住地域管轄の韓国領事館に問い合わせてみて下さい。)
そのため、3週間以上はビザの発給に時間がかかることを念頭におく必要があります。
この時点で入国の予定が大幅にずれました(笑)
その後、無事にビザが発給され、航空券を予約し韓国に入国しました。
このように、今回は韓国で日本語教師をする際にもらえるE2ビザ申請の流れを簡単に説明してみました。
ビザの申請状況を確認するサイトもあるので確認してみてください。
現在は変わってきている部分もあると思うので参考までにしていただけると幸いです。
では今回はここまで!
最後まで読んでいただきありがとうございました。