韓国で特定活動(E-7)ビザから結婚移民(F-6)ビザに変更する方法と申請に必要な書類など詳しく紹介します!

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こんにちは。
韓国在住日本人、chame(ちゃめ)です。

chame
chame

今回は韓国の結婚移民(F6)ビザについてお話ししたいと思います。

初めての方はぜひこちらからご覧ください↓

私は現在、韓国に来て4年目になりました。

1年目はE2(会話指導)ビザを取得し、日本語教師として働いていました。

E2ビザについては以下の記事をぜひ参考にしてください。

2年目からはE7(特定活動)ビザを取得し、理系分野で専門分野を活かして働いています。

そしてこの度、6年ほどお付き合いしていた彼と結婚することになり、結婚移民(F6)ビザを取得することになりました。

正直、今のまま働いていればE7ビザのまま韓国に滞在できるので、変更するかどうか悩みましたが、もし急に仕事がなくなったり、働けなくなったら韓国にいられなくなってしまいます。

今後、韓国に住む続けるのか、日本に戻るのか、それとも他の国に行くのか、、、

chame
chame

決まってないことが多くて不安もありました。

そんな不安も少しあり、F6ビザを取得することにしました。

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F6(結婚移民)ビザってなに?

そもそもF6ビザって何のビザでしょうか?

F6ビザは結婚移民ビザのことで、韓国人と結婚することで取得することができます。

就業ビザとは異なり、学歴や職業経歴などは関係なく、両国で婚姻関係であることがまず最初の条件となります。

また、働く場合に職種の制限が特にないことも大きな特徴だと思います。

以前書いたこちらのブログのように↓

語学院長
語学院長

日本語教師を雇いたいけど、E2ビザは出せない。

語学院長
語学院長

F6ビザを持っているなら雇える。

当時F6ビザ持っていなかった(結婚していなかった)私はこれが理由で、かなりの数の日本語学院での採用を断られました。

逆に言えば、F6ビザを持っていれば、今も日本語教師として働いていたかもしれません。

もちろん、F6ビザの場合は働かなくても大丈夫です。

子供のことや、家庭のことに集中することができるのもF6ビザの良い部分だと思います。

F6ビザ取得の一般要件

F6ビザの場合、E7ビザでは必要だった「一般要件(職種+学歴+経歴)」が特にありません。

婚姻関係であることが最も重要な要件になります。

なので、F6ビザを申請する場合は、日韓両国でまずは婚姻届を提出することが大切です。

なのでまずは婚姻届の出し方と必要書類について解説していきます。

また、出入国管理局もとても混んでいるので、なるべく早めに予約を取っておきましょう!

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日本と韓国で婚姻届を出す方法

どちらの国に住んでいて、どちらの国から婚姻届を提出するのかは人によって異なります。

今回は私の場合を紹介します!

日本で婚姻届を提出する方法

私は「韓国に住みながら日本で先に婚姻届を出して、その後韓国で婚姻届を出した」パターンです!

※この場合、日本で婚姻届を代わりに出してくれる代理人が必要なので注意してください。

まず以下①〜③の書類を韓国人が用意して、日本語訳を作成します。

そしてHPなどからダウンロードした④日本の婚姻届を記入して、EMSで日本に送りました。

① 基本証明書(+日本語訳)
② 家族関係証明書(+日本語訳)
③ 婚姻関係証明書(+日本語訳)
④ 日本の婚姻届(記入済み)

私たちの場合、私の母に代理人として婚姻届を提出してもらったので、書類は実家に送りました。

代理で婚姻届を出してもらったら、必ず「受理証明書」をもらうように頼んでください!

chame
chame

この「受理証明書」が韓国で婚姻届を出す際に必要です!

「受理証明書」はまたEMSで韓国の家に送ってもらいました。

また、この時に戸籍謄本も一緒に送ってもらいました。

提出するように言われる可能性を考慮して、戸籍謄本も取得しておくのが安全です。

韓国で婚姻届を提出する方法

日本から「受理証明書」が届いたら韓国の区役所に婚姻届を提出しにいきます。

その際に必要な書類です↓

① 婚姻申告書 指定書式
② 受理証明書(日本で婚姻届提出時に受け取る)
③ 受理証明書を韓国語翻訳したもの
④ パスポート(外国人)
⑤ 外国人登録証(外国人)
⑥ 身分証明書(韓国人)

婚姻届を提出するだけなら、厳しい審査などがあるわけでもないので比較的短時間で終わります。

chame
chame

大変なのはここからです(泣)

F6ビザの提出書類

F6ビザの提出書類には大きく分けると以下のようになります。

  • 基本書類
  • 所得要件書類
  • 意思疎通要件書類
  • 住居要件書類
  • 交際立証要件書類

順番に確認していきましょう!

基本書類

以下の書類は全て外国人が用意するものです。(今回の場合は日本人の私が用意しました。)

[外国人が用意するもの]
① 統合申請書 指定書式
② パスポート(原本&コピー)
③ 外国人登録証
④ 証明写真1枚
⑤ 手数料 現金で13万ウォン(資格変更10万ウォン+外国人登録証発行料3万ウォン)
⑥ 外国人配偶者の結婚背景陳述書 指定書式

そして韓国人が用意するものは以下の通りです↓

[韓国人が用意するもの]
① 身元保証書 指定書式
② 外国人配偶者招請状 指定書式
③ パスポート(コピー)
④ 基本証明書(住民センターまたは領事館で発行)
⑤ 婚姻関係証明書(住民センターまたは領事館で発行)
⑥ 家族関係証明書(住民センターまたは領事館で発行)
⑦ 住民登録謄本(住民センターまたは政府24で発行)

基本書類は韓国人の方が意外と多かったです。

所得要件書類

F6ビザを申請する際に所得要件基準があります。

毎年、変わることがあるので申請する前に確認しておくことをお勧めします。

chame
chame

ちなみに2024年度の二人世帯の所得要件基準は₩22,095,654でした。

二人とも働いている場合、基本的には問題がないと思いますが、学生同士の結婚だったり、仕事がない状態だと難しいかもしれません。

二人の所得を証明するために、外国人(私)と韓国人(彼)が準備したものが以下になります↓

[外国人及び韓国人が用意するもの]
① 職業及び年間所得金額申告書 指定書式
② 所得金額証明書(Hometax、政府24などで発行)
③ 信用情報照会書(韓国信用情報院 www.credit4u.or.kr で発行)
④ 勤労所得源泉徴収簿(Hometax、政府24などで発行)
⑤ 在職証明書(勤務している会社から発行してもらう)
⑥ 事業者登録証(勤務している会社から発行してもらう)

意思疎通要件書類

国際結婚をする二人がちゃんと意思疎通できているのか証明するために提出する書類もあります。

日韓夫婦の場合、日本語、韓国語、または第3言語で意思疎通している場合が多いと思います。

これは当事者が準備して提出する書類です。

chame
chame

私たちの場合、日本語で意思疎通しているので、彼が日本語が話せることを証明する書類を提出しました。

証明ができる提出しやすい書類で良いと思います。

いくつか例を挙げておきます↓

資格証明書
・TOPIK(韓国語)
・JLPT(日本語)
・TOEFL(英語)
・成績証明書
・学位証明書
・履修証明書

該当する言語国で1年以上居住確認可能な書類
・外国人登録証
・学位証明書(留学の証明)

住居要件書類

一緒に住んでいることを証明する書類を提出しました。

[韓国人が用意するもの]
① 不動産登記簿謄本(持ち家の場合)
② 賃貸借契約書のコピー(賃貸の場合)
③ 居住宿舎提供事実確認書(契約者名義が韓国人のみの場合)

交際立証要件書類

この書類も必須になります。

初めてこの書類の存在を知った時は少し驚きましたが、就労目的ではないか確認するために必要なのかもしれません。

A4用紙(5ページ以内)に以下の内容を自由に編集して提出
・交際の経緯
・婚姻の信憑性を立証できる書類
・交際写真、家族写真
・SNSでの会話の記録

私たちの場合、交際してから今までの写真をいくつか時系列に並べて、写真の下に「日時・場所・出来事」を書いてまとめました。

地味に大変だった作業でしたが、出入国管理局に提出したときは、そこまでしっかりと見られませんでした(笑)

日本人が必要ない書類

F6ビザを申請する過程で以下の書類の名前を見るかもしれません。

  • 外国人配偶者の結核診断書
  • 国際結婚案内プログラム対象提出書類

これらは日本人は対象外となっているので準備する必要はありません。

F6ビザで働くことはできる?

ズバリ働けます!

先ほど所得要件書類の説明をしましたが、私はもともと働いていたのでそのまま勤務先についての書類も提出しました。

F6ビザは就労ビザとは異なり、働き方の幅が広がります。

学歴や経歴は関係なく、正社員でもアルバイトでも働くことは可能です。

出入国管理局での申請方法

出入国管理局は完全予約制なので、あらかじめ予約しておきましょう。

本当にいつも混んでいるので、1〜2ヶ月待ちになることも珍しくありません。

ビザの申請をするときは、とにかくHi Koreaで出入国管理局の予約を取ることが最優先です!!

chame
chame

予約をしたら、準備した書類を持って出入国管理局にいきましょう!

申請方法は特に難しいことはなく、書類を出すだけです!

しかし、足りない書類があったり、質問されるかもしれないので、不安な人は韓国人配偶者と一緒に行く方が安心だと思います。

提出したらあとは許可が降りて外国人登録証ができるのを待つだけです。

chame
chame

実は今回待ってる時間が長すぎて連絡したんですが、、、

許可は比較的すぐに降りたのですが(HPで確認できる)、外国人登録証の発行について1ヶ月経っても連絡がないので、こちらから連絡しましたが、わからないと言われ、、、

私の場合、郵送ではなく直接出入国管理局に取りに行くことにしていたので、いつ行けば良いのかわからない日々が続きました。

いつまでも外国人登録証がないままで生活するのはあまりにも不便なので、連絡はありませんでしたが、出入国管理局に行きました!!

外国人登録証を受け取るだけなら予約が必要ないので、出入国管理局に着いたら整理番号をもらい、3分後には呼ばれました。

すると!!

普通にありました、、、(笑)!!!!

chame
chame

そんなこともありますよね。

あまりにも連絡がない場合は、電話をしたり、行ってみるのもありかもしれません(笑)

ちなみに私は子供もいなくて、妊娠もしていないのでビザの有効期限は就労ビザと同じく、普通に1年でした。

F6ビザを取得するために

今回はすでに韓国でE7ビザで働いている日本人がF6ビザに変更するパターンを解説しましたが、その他にも様々なパターンがあると思います。

婚姻届を出す国の順番や、申請時に住んでいる国、すでに何らかのビザを持っているかどうか、など。

chame
chame

パターンが違えば、申請時に必要な書類も違ったり、方法が異なる部分もあるかと思います。

多少異なることがあるかもしれませんが、この記事が少しでもF6ビザを申請する人の助けになったら嬉しいです。

では今回はここまで!
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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