こんにちは。
韓国在住日本人、chame(ちゃめ)です。
今回は韓国の特定活動(E7)ビザについてお話ししたいと思います。
初めての方はぜひこちらからご覧ください↓
私は約1年前に日本語教師として韓国にやってきました。
そして2年目になる現在、日本語教師を辞めて専門分野を活かして働くこととなりました。
日本語教師を辞めるに至った経緯などはまたいつかブログにまとめようと思っています。
今回はE7ビザに焦点を当ててお話していきます!
E7ビザってなに?
そもそもE7ビザって何でしょうか?
就業ビザは基本的に4年生大学を卒業していないと発給されませんが、E7ビザはそれ以外にも条件があり、比較的厳しいと言われているビザの一つです。
E7ビザは特定活動ビザのことをいい、今まで自分が専門的に学んできた分野と関連する職種に就く場合に発給されるビザになります。
特定活動ってなんでしょうか。
正確に言うと、「特定活動」とは法務部長官が国家競争力の強化などのために専門的な知識・技術または機能を持つ外国人労働者の導入が必要であると指定された分野(以下「導入職種」)での活動を意味しています。
そして特定活動の可能職種は、漠然と「韓国の会社で事務の仕事をしたい!」とかでは許可されないんです、、、。
私も今回E7ビザを取得するにあたって、初めて知ったことがたくさんあります。
一番驚いたのは、E7ビザは外国人総合案内センターに電話で問い合わせたところ全部で83種類あると言われたことです。
(職種の数は変わることもあるようなので申請する前に問い合わせることをおすすめします。84種類や85種類というのも色々な人のブログで見ました、、、!!)
その中で専門人材や準専門人材、熟練技能人材など区分されており、一つ一つにコードが割り当てられています。
このコードに当てはまるものがないと働くことができません。
なのでまずは外国人総合案内センター(1345)に問い合わせて自分に当てはまるコードを確認してもらうのが最も良いと思います。
E7ビザ取得の一般要件
韓国内の大学を卒業していない場合(韓国以外の国の大学を卒業している場合)、一般要件(職種+学歴+経歴)を次の①~③の中で一つ満たさなければいけません。
①導入職種と関連性のある分野の修士以上の学位を所持していること。
②導入職種と関連性のある学士の学位を所持しており、1年以上の該当分野の経歴があること。
③導入職種と関連性のある分野に5年以上の勤務経歴があること。
他にも特別要件というものがあります。
E7ビザの特別要件
特別要件は「韓国内の短期大学卒業者または卒業予定者の場合」と「韓国内の大学卒業者または卒業予定者で学士以上の学位所持者の場合」に適用されます。
専攻科目と関連のあるE7ビザが申請できる職種に就く場合、1年以上の経歴要件を免除し、雇用の必要性などが認められると許可される。
②韓国内の大学卒業者または卒業予定者で学士以上の学位所持者の場合
E7ビザが申請できる職種に就く場合、専攻科目とは無関係に、雇用の必要性などが認められれば許可される。(学士の場合、一年以上のキャリアの要件を免除)
結論からいうと韓国内の大学を卒業しているほうが少し有利かもしれません。
しかし日本の大学を卒業していても就職することは不可能ではありません。
勤務先の資格要件
E7ビザの厳しいと言われる理由に、勤務先にも外国人をE7ビザで雇用するための条件があることが挙げられます。
簡単に説明すると、会社の規模や最低賃金の保証、外国人の割合など様々なことが審査されます。
そのためどんなに自分がE7ビザを取得条件を満たしていても勤務先が条件を見たいしていない場合、ビザの許可は下りません。
E7ビザの提出書類
提出書類も職種によって微妙に異なる場合があるので必ずあらかじめ確認してから申請するほうが良いと思います。
基本的な提出書類は、以下の通りです。
・証明写真
・手数料13万ウォン
・外国人登録証(所持者のみ)
・統合申請書(申請用紙のことです)
・年収額申告書、所得金額証明書(該当者のみ)
・雇用契約書
・外国人の資格要件を証明する書類(学位証明書、経歴証明書、資格証など)
勤務先にも提出が求められる書類がいくつかありますが、それは勤務先が準備してくれるはずなので今回は省略します。
私の場合はもともとE2ビザを取得して韓国で働いていたので、アポスティーユ申請などはしなくても大丈夫でしたが、韓国で初めてビザを申請して働く場合はアポスティーユ申請が必要だと思います。
「韓国で日本語教師に必要な会話指導(E2)ビザの取得方法教えます。」という記事で簡単にビザ申請の流れを書いているので参考にしてみてください。
E7ビザを申請する前にすること。
E7ビザを申請する前にすることがあります。
それはもちろんですがE7ビザを出してくれる会社に採用してもらうことです。
当たり前かもしれませんが、やはり採用してもらうこともビザの許可が下りることとと同じくらい大変でした、、、。
どんなビザであれ、外国人として働くためには
本当に外国人を雇う必要があるのか?
という部分が最も重視されます。
そのため日本語教師は「日本人であること」が重要なポイントになってくるので、学院からE2ビザを申請してもらえれば、比較的ビザの許可は下りるそうです。
(たまに許可が下りない場合もあるそうですが、これは理由がわかりません、すみません。)
理系分野での就職
私も転職活動初期は日本語教師の仕事のみを探していましたが、なかなかE2ビザを出してもらえる学院がなかったことや条件にどうしても納得いかなかったこともあり、専門分野を活かしてE7ビザを取得することも考え始めました。
最近はE7ビザについても調べています。外国人総合案内センター(1345)に電話をかけすぎて「またこいつか、、、」と思われてそうですが、、、😅担当してくださる人には申し訳ないですが、分からないことは分かるまで聞かないと意味がないですもんね(笑)💦
— chame(ちゃめ)@韓国 (@U04798746) March 30, 2021
当時はめちゃくちゃ調べていました(笑)
詳細を言うのは控えますが、私は日本国内の理系の大学院を卒業しています。
以前このようにTwitterを投稿しました。
なぜ韓国語ができないのにE7ビザが取れたの??と疑問もあるかもしれませんが、すべて英語で乗り切りました。CV、面接、自分の今までの研究成果の発表などなど、、、理系は意外と英語が必要です。今までの経験がここに来て役に立ったような気がしました。
— chame(ちゃめ)@韓国 (@U04798746) April 30, 2021
私は韓国語が話せません。
日本語教師としての転職活動がなかなか難しかった理由の一つに韓国語が話せないことが入ると思います。(自己責任です)
しかし、英語なら多少コミュニケーションをとることができます。
※勘違いされないようにお伝えしておきますが、決してペラペラではありません(笑)
理系では論文は基本的に英語で書かれており、海外の学会に参加する機会も多くあります。
また、日本で開催される学会でも国際学会の場合は共通語が英語になるので、英語が好きとか嫌いとかの次元ではなく最低限のレベルは必要不可欠だったという感じです、、、。
しかしそれが役に立つとは思ってもいませんでした。
今回の場合、CV(英語の履歴書)、面接(簡単な自己紹介や志望理由など)、研究発表(パワーポイントにまとめていきました)を行いました。
また、学生時代の教授から推薦状も書いてもらわなければいけなかったので、急いでメールを送り、推薦状の依頼をしました。
そして、今までの研究分野や自分のスキルを認めていただき、ありがたいことに採用していただけました。
研究発表をしたときは、詳しくいろいろなことを聞かれました。
特に聞かれたのはやはり「どんな技術を持っているのか」という質問が多かったです。
日本語教師と同様、即戦力や技術力の高い人材を求めているように感じました。
そういう背景もあってか、韓国では休学をしてインターンを行う学生が多いように感じます。
実際にインターンをして、その経験を活かして就職をするという流れが多いそうです。
現在の職場もインターンできている人がたくさんいます。
出入国管理局での申請方法
勤務先が見つかり、雇用契約書を書いてもらって、必要書類を準備したらいよいよビザの申請に出入国管理局に行きます。
ここで要注意です!!
現在コロナの影響で完全予約制となっており、しかもかなり人数制限がされています。
そのためぎりぎりで予約しようとすると「2週間後から1ヶ月後しか予約が取れない!!」なんてこともあり得ます。
そのためとにかく早めに出入国管理局の訪問予約をすることをおすすめします。
また、住んでいる場所によって出入国管理局が異なるので、どこの管轄なのかしっかり確認してから予約を取るようにしてください。
予約が取れたら、出入国管理局に行きます。
かなり人数制限をしているおかげか、あまり待つこともなく対応してもらえました。
もし足りない書類があれば連絡すると言われ、だいたい15分くらいで申請は終わりました。
あとはもう待つだけです。
これがつらい期間ですね。
ビザが出なかったらどうしようと考えると心配でなかなか寝付けない日々を過ごしました。
担当の方には早ければ2週間後、遅くても1ヶ月後に結果が出ると言われました。
実際には、2週間後に勤務先に追加書類を求められ、3週間後に無事ビザの許可が下りました。
7ビザを取得するために
E7ビザを取得するにはまず自分の専門分野をしっかりと理解することが必要だと感じました。
また、勤務先も重要になってきます。
外国人にもある程度の賃金を保証しなければならないため、E7ビザの申請に積極的ではない会社もあることは事実です。
日本語教師の時と同様に、すでにFビザを持っている人がライバルだった場合、なかなか採用してもらうのが難しくもなります。
今回は本当にタイミングも良く採用していただけましたが、正直日本に帰る覚悟もしていました。
ただ、せっかく韓国に来てようやく生活にも慣れてきたので「まだまだ挑戦したい」という思いで最後まで頑張りました。
コロナの影響で留学も含め、外国に行くことが難しい世の中になっています。
しかし、どんなこともあきらめずに挑戦していこうと思います。
正直、転職などについてブログを書くのは迷いましたが、自分がネットで調べた時に同じような経験をしている人が少なかったので書いてみました。ポジティブな内容ではないかもしれませんが、私の心はポジティブなのできっと上手くいくと信じています(笑)!
— chame(ちゃめ)@韓国 (@U04798746) March 30, 2021
失敗も含めて自分の経験になるので、すべてのことを強みにしていきたいと思います。
今回の記事が「韓国でE7ビザを取得したい!」という人に少しでも役に立てばうれしいです。
では今回はここまで!
最後まで読んでいただきありがとうございました。