韓国語が話せない日本人が韓国の語学院に採用されて仕事をするまでの話。[E2ビザ]

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こんにちは。

韓国在住日本人chame(ちゃめ)です。
前回、韓国で日本語教師になりたい人必見!韓国求人サイトおすすめ8選。という記事を書きましたが、今回はその続きになります!

私が実際に韓国の語学院の求人に応募し、採用されて仕事をするまでの話をしていこうと思います。

chame
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履歴書や面接方法についてもお話していきます!

簡単に流れを説明すると、

①韓国で日本語教師になるため使用した求人サイトについて。
②気になる求人に応募する方法。
③作成した履歴書と面接方法について。
④契約とビザの発給。
⑤実際に韓国で仕事をし始めたとき。

このような感じになります!それではお話していこうと思います。

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韓国で日本語教師になるために使用した求人サイトについて。

韓国で日本語教師になるために、様々な求人サイトを確認していました。

それについては韓国で日本語教師になりたい人必見!韓国求人サイトおすすめ8選。という記事をご覧ください。

とにかく、毎日求人サイトを見て良い求人がないか探していました。

私が求めていた条件は主に2つです。

①E2ビザの発給をしてくれること。
②日本語が話せる人がいること。(私が韓国語が話せないため)

これだけ?と思う人もいるかもしれません。

もちろん、給与や科目、その他待遇など、求めようとすればいくらでもありましたが、絶対に譲れなかったのがこの2つだったということです。

ビザに関しては、コロナが流行り始めた時期ということもあり、ワーホリなどは取得するのが難しい状況でした。

また、韓国に滞在できるビザの持っていなかったので、E2ビザを取得が必要不可欠でした。

韓国語に関しては、ありがたいことに最近は聞き取りの能力から少しずつ上達しています。

話すのはまだまだですが、、、。

しかし、教育現場というのは、授業での改善点や使用したいテキスト、生徒の勉強に対する意欲の変化など、伝えるのが難しいことがたくさんあります。

これらは日本語でも難しく、繊細な作業だと思っています。

そのため、正確に私の日本語を伝えることのできる日本人、もしくは日本語が話せる韓国人の先生がいてほしいという思いがありました。

もちろんですが、私が韓国語を勉強して自分の口で話せるのが一番良いです。

そのために日々勉強中です。

しかし、当時は勉強もし始めたばかりでハングルを読むのがやっとだったので、「日本語が話せる人がいること。」という条件は必須になりました。

chame
chame

住む場所は特にこだわりはありませんでした!

私が求人を探しているときは、ソウルや京畿道の求人が多かったです!

釜山や大邱も求人が出ることがありますが、初めての海外での一人暮らしということもあり、空港も近く、何かと便利そうという理由からソウル周辺で仕事を探しました!

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気になる求人に応募する方法。

韓国の求人サイトの場合は履歴書などを登録しておいて、応募することが多いですが、日本語サイトから応募する場合は直接メールで連絡することが多いと思います。

求人情報のページにメールアドレスが記載されており、履歴書と共に送ることが多いです。

もし、正式に応募する前に気になることがある場合はメールで質問するのが良いです!

私はビザについての記載がない場合は、とりあえずビザを発給してもらえるかどうか確認メールを送っていました。

chame
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たま~に返信が帰ってこない場合もありますが、基本は質問に答えてくれます!

自分の条件に合いそうなら、履歴書も送ります。

良い条件だと倍率も高くなります。落ちることを恐れずに応募しましょう!

私もたくさん落ちました、、、(笑)!

作成した履歴書と面接方法について。

求人が載っている掲示板などでよく見かけるのが、「履歴書は韓国語ですか?日本語でも良いですか?」という質問です。

そもそも日本の履歴書と韓国の履歴書は、日本語と韓国語の違いよりも、履歴書のフォーマット自体に大きな違いがあります。

また、これに関しては学院によっても異なり、正解はないと思うので、今回は私の経験からおすすめの履歴書の書き方を紹介します。

日本語で日本の履歴書のフォーマットで書いていた時期の話。

最初のころは、日本語で日本の履歴書のフォーマットで書いていました。このような感じです↓

よく見る履歴書ですね。

むしろ私はこのタイプの履歴書しか見たことがありませんでした。

大学が販売している履歴書などもありますが、基本的な内容や形は似ていると思います。

私はこの履歴書のフォーマットを使用し、日本語で書いていました。

今思えば、このせいで落ちることが多かったのでしょうか、、、?(笑)

真相はわかりませんが、とにかく手ごたえがありませんでした。

韓国語で韓国の履歴書のフォーマットで書き始めてからの話。

韓国の就活状況については全く知らなかったので、まずは韓国の履歴書から調べました。

するとなんてことでしょう、、、。全然フォーマットが違ったんです(笑)

個人情報や学歴などの基本情報は同じように書きますが、自己PRが初めて見るフォーマットでした。

基本的な情報は同じようなものですが、自己PRは以下のようなものを書きます。

1.成長過程
生まれ育った環境や家族に関して触れつつ、幼少時代や学生時代の経験やエピソードなど

2.性格(長所・短所)
客観的に自己分析し、自分の性格について。アピールポイントなどもしっかり記入

3.学校生活
学生時代に力を注いだことなどについて

4.志望動機
その会社を志望する理由を具体的に明確に

5.入社後の目標
その会社に入社したと仮定し、業務にあたっての抱負や決意などを記入

6.職歴事項
職歴や所持資格などについて、特記することがあれば

7.作成者名・印(もしくはサイン)

KONEST[韓国での仕事の探し方&履歴書の書き方]

私があまりにも無知だっただけかもしれませんが、やはり履歴書一つとってもいろいろなフォーマットがあるんですね。勉強になりました。

とりあえず就職活動に手ごたえを感じなかった私は、韓国の履歴書のフォーマットで履歴書を作成しました。何とか調べながら韓国語で書きました。

日本に住みながら面接をする方法。

韓国の履歴書フォーマットで就職活動をするようになって、ありがたいことにいくつかの語学院から連絡をいただきました。

時期やタイミングの関係もあるので、履歴書を変えたから連絡がきた!というわけではないと思いますが、個人的には変えてよかったと思っています。

語学院にもよりますが、面接はSkypeやzoomで対応してくれるところが多かったです。

あらかじめ、志望理由などの基本的な質問には答えられるように準備しておき、あとは普通に会話をすることが多かったです。

chame
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どんな科目ができるか、いつ頃来れるか、家はどうするか、などです。

また、面接をする前に、模擬授業をして、その動画を送ってくださいと言われたこともあります。

当時、私は大学院生だったので、研究の合間に空き教室を借りて動画を取りました。

本来なら語学院に直接行って授業を行いますが、日本に住んでいる場合は考慮してくれることが多いです。

契約とビザ発給について。

いくつかの学院と連絡を取った後、最終的に日本留学試験(EJU)の理系科目を主に指導する教師として働くことになりました。

日本留学試験(EJU)について知らない場合は「韓国でEJU理系科目を教えている日本人がEJU(日本留学試験)について教えます![E2ビザ]」という記事で詳しく解説しているのでよかったら見てください。

契約書は学院からメールで送られてきました。

ここで皆さんに中止してもらいたいことがあります!!

chame
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必ず契約書の内容をしっかりと確認しましょう!!!!!

何当たり前なこと言ってるの?と思われる人もいるかもしれません。

しかしこれからお話しする契約に関する失敗談は私の実話です(笑)

これから韓国で働こうと思っている人たちに同じような思いはしてほしくありません。

もちろん、韓国のみならず、契約書の内容をしっかりと確認することは社会人として当たり前のことです。学院を責めているわけではなく、どちらかといえば、自分を責めています(笑)

契約書に関する失敗談。

先ほど、日本留学試験(EJU)の理系科目を主に指導する教師として働くことになったと言いましたが、面接では生物と物理、余裕があれば化学も教えるということで確認していました。

EJUは理系と文系で受験する科目が変わりますが、その中でも数学がコース1とコース2に分かれています。文系はコース1、理系がコース2です。

とくにコース2に関しては数学ⅠA 、ⅡB、Ⅲまでが範囲となっており、教える側の負担も大きいです。

しかし、私は面接で理科を教えると聞いていたので安心していました。

chame
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しかし問題はここからです、、、!!

学院からメールで契約書の内容が送られてきて、目を通しました。

給与や勤務時間などしっかりと書かれていました。もちろん何度も読みました。

この時点で、納得がいかなかったり、改善してほしいことがあれば学院も可能です。

あまり受け身になりすぎず、納得のいくように要求することも大切です。

私は、特に待遇に関しては求めることはなかったので、そのまま契約を行いました。

しかし、私は重大な見落としをしていたのです、、、。

それが「EJU理系科目」と「EJU理科科目」の違いです。

理系科目だと、もちろん数学も含まれます。

その結果物理、化学、生物、数学コース1、数学コース2の5科目を担当するという信じられないことになります。(現在、その信じられない状況で何とか働いています。)

理科科目であれば、化学、物理、生物になります。

chame
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もちろん3科目でも多いほうだと思います。

授業をするだけでなく、準備にも時間がかかるので、韓国のEJUを扱っている学院ではそれぞれの科目に担当の先生がいることがほとんどです。

面接でも理科科目と言われていたという安心感から、契約書の内容が理系科目になっていることを見落としていたのです。完全に私のミスです。

実際に韓国で仕事をし始めてからの話。

そして、現在EJU理系科目を5科目とフリートーキングの授業も行っています。

生徒も急に増える場合があるので、「来週から生物の授業増えます」「数学コース1のクラスを増設します」などいきなり言われることが多く、そのたびに夜遅くまで準備し、朝も早く起きて勉強していました。

さすがに準備も間に合わなくなってきて限界が近かったときに、院長に相談したら「괜찮아요」と言われて終了しました(笑)

私は大丈夫ではない!とその時ばかりは思いました。

しかし生徒もいるので何とかやり遂げ、11月にEJUが終わった時にはさすがに達成感がありました。

正直、最初の半年はストレスが大きすぎて毎日を生きることに必死だったように思います(笑)

それに加え、韓国語も話せなかったので、マートなどで買い物をすることすらストレスに感じていたこともあります。

chame
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ポイントとポントゥ(봉투)の違いも聞き取れないレベルでした。

こんなことにならないよう、契約書の内容はしっかりと確認しましょう!

また、働き始めて感じたことはやはり韓国語の大切さです。

以前このようなツイートをしましたが、自分の思ってることや意見をすぐに言えないというのは、非常に働くうえでストレスになります。

そのため私の今の目標は韓国語能力の向上です。そしてより良い待遇を求めて転職活動も少しずつ始めています。これについてはいろいろと落ち着き次第お話ししたいと思っています。

chame
chame

以上が、私が実際に韓国の語学院の求人に応募し、採用されて仕事をするまでの話です。

韓国にはたくさんの学院があるので、採用方法や仕事の待遇なども人それぞれです。

今回の経験もその中の一つなので、参考程度に聞いていただけたら幸いです。

では今回はここまで。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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