世界中で新型コロナウイルスが流行っているこの状況で、日本語教師は本当に需要はあるのだろうか。

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こんにちは。

韓国在住日本人、chame(ちゃめ)です。
私は現在、韓国で日本語教師として働いています。

現在、世界中で新型コロナウイルスが流行していますが、日本語教師として働きたい!海外で日本語を教えてみたい!と思っている人も少なからずいると思います。

そこで本記事では実際に韓国で働いている私の経験をもとに、

①そもそも新型コロナウイルスが流行る現在、日本語教師は本当に需要はあるのか。
➁経験値0でも日本語教師になることは可能なのか。
➂最短で日本語教師になる方法。

これらの疑問について書いていこうと思います。

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新型コロナウイルスが流行る現在、日本語教師は本当に需要はあるのか。

まず最初に、そもそも新型コロナウイルスが流行る現在、日本語教師は本当に需要はあるのか。という疑問にお答えしたいと思います。

結論から言うと、「需要はあります!!

なぜなら私自身がコロナが流行し始めた2020年4月に渡韓し、現在も働いているからです。正直、コロナの影響で急に休みになる日もありますが、日本語を学んでいる生徒の数は決して少なくはありません。また、コロナが収まったら日本へ留学したいという思いで勉強している生徒もたくさんいます。

もちろん、この時期に日本へ留学することへの心配から、親から反対されているという生徒からの相談も受けることがあります。

それでも好きなことや、学びたいことはなかなか変えられないものだと思います。むしろ変える必要はないと思っています。日本の文化や言葉が好きな人が世界中からいなくならない限り、日本語教師という仕事にほ需要があると感じています。

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経験値0でも日本語教師になることは可能なのか。

次に経験値0でも日本語教師になることは可能なのかどうかについてお話しようと思います。

こちらも結論から言うと、「経験値0でも日本語教師になることは可能です!!

なぜなら経験値0にも関わらず海外で日本語教師になったのは他でもない私自身だからです。

もちろん海外に問わず日本国内でも日本語教師になることは可能です。どちらにせよ、経験がないからといって日本語教師になれないということはないので安心してください。

私は理系の大学院を卒業後、新卒で韓国で日本語教師になりました。教員免許は持っていますが、基本的に日本で取得した教員免許は日本でのみ有効(日本人学校を除く)なので、求人募集の条件にはほとんど書かれません。

その代わりに、海外でも日本でも日本語教師を募集条件には多くのところで3つの条件が書かれています。なのでその3つに当てはまっていた方が有利なことは間違いありません。

主に募集条件となるのが以下の3つになります。

①日本語教育専攻者、または副専攻者
②養成講座420時間修了者
③日本語教育能力検定試験合格者

これについては「日本人が韓国語を話せなくても韓国で就職する方法」で説明しているので、よかったら見てみてください。

経験がないと不安だという気持ちも、もちろんわかります。私も最初はとても不安でした。どんなふうに授業をしたらよいのか?生徒はどんな人なのか?正直、悩みは尽きませんでした(笑)

でもそれはどんな職業でも同じことだと私は思います。誰もが初めて何かをするとき、わからないことが沢山あって、たくさん悩むことと思います。でも人はそうやって成長していく生き物だと思います。失敗しても問題ありません。自分なりに考えて試行錯誤していけば必ず成功します。

私もまだまだ悩みや不安が沢山あります。でも毎日毎日少しずつ理解することや、改善できることがあります。何事もすぐにできる人はそんなに多くはありません。

つまり経験値0でも日本語教師になることは誰にでも十分に可能なのです!

最短で日本語教師になる方法。

最後に最短で日本語教師になる方法についてです。

先ほど説明したように日本語教師になるためには大きく3つの方法があります。

①日本語教育専攻者、または副専攻者
②養成講座420時間修了者
③日本語教育能力検定試験合格者

最短で日本語教師になるためには、まず自分の今の状況を把握する必要があります。

①日本語教育専攻者、または副専攻者

現在、大学で日本語教育を専攻している人や、自分の専攻科目とは別に大学の制度などを利用し、日本語教育を副専攻している人はそのまま専攻するのが最も最短コースであり、最も知識や経験を得ることのできるコースだと思います。

これから大学に進学する予定の人で、すでに「日本語教師になりたい!」という強い思いがある人も大学で日本語を専攻するというのがおすすめです。

私の大学にも副専攻で日本語教育があったのですが、私の場合「日本語教師になりたい!」と思った時にはもう遅く、副専攻としてとることはできませんでした。

➁養成講座420時間修了者

これは簡単に言うと予備校のようなものに通って、養成講座を受けるということです。養成講座420時間は期間は大体6ヶ月~1年で、金額は50万~60万ほどかかります。大学に入るよりは高くはありませんが、決して安い金額ではありません。有名どころでは、ヒューマンアカデミーやアークアカデミーなどがあります。

また、授業がしっかりあるので、大学に通いながらは少し厳しいと思います。私は大学院生活と並行して養成講座を受けることは時間的にも金銭的にも厳しかったので断念しましたが、現在時間に余裕がある人は、半年から1年で集中的に日本語教育について学ぶことができるのでおすすめです。

➂日本語教育能力検定試験合格者

最後は1年に一回行われる日本語教育能力検定試験に合格するという方法です。

これは人によってはいくらでも最短になり、逆に言えば最長になる可能性もあります。参考までに、私は2ヶ月間勉強してこの試験に合格しました。また、大学院生として研究も同時に行っていたため、1日中勉強していたわけではありません。なので実際の勉強時間はかなり短かったと思います。

試験は毎年10月末に行われるのでそこを目標に計画を立てて勉強するという方法です。2ヶ月で日本語教育能力検定試験に合格した話。」という記事のあるのでよかったら参考にしてみてください。

以上をまとめると

①現在、大学で日本語教育を専攻している人。これから大学に進学するひと。
日本語教育専攻者、または副専攻者という条件を満たす。最短4年。

➁時間もお金にも少し余裕がある人。専門的な知識をしっかりとプロに学びたい人。
養成講座420時間修了者という条件を満たす。最短は約半年。

➂時間もお金も余裕がない。自分一人で勉強できる人。
日本語教育能力検定試験合格者という条件を満たす。最短2ヶ月(私の場合)

このように条件を満たした後、インターネットで募集している塾や学院に直接連絡をして就職をするという流れが多いと思います。日本語教師を募集しているサイトも今後まとめていこうと思っています。

あくまでもこれらは私の見解なので、これ以外の方法やもっと最短で日本語教師になった人もいると思います。今後は他にもいろいろな経験談などを同僚の先生たちに聞いて書いていこうと思います。

では、今日はここまで。最後まで読んでいただきありがとうございます。

コメント

  1. […] 新型コロナウイルスが流行る現在、日本語教師は本当に需要はあるのか。という記事でも話しましたが、コロナが収まったら日本へ留学したいという思いで勉強している生徒もたくさん […]

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